こんにちは、はつみんです♪
今回は、そもそもマーケティングとは何かをお伝えします。
一般には市場調査とか、なんか3C分析とか、「花形とか金の生る木」とか分析して、
とりあえず集客すること、みたいな漠然とした概念だと思われがちです。
しかし、実践におけるマーケティングとは、
集客から売り上げを上げるトータルプロセスのことを言います。
つまり、マーケティングを学ぶと、ビジネスがわかるのです!
マーケティングの究極の目標
かの有名な現代マーケティングの父、ドラッカーは
「マーケティングの究極の目標はセールス(営業)を不要にすることである」
と、おっしゃっています。
実際にマーケティング活動をしっかり行うことで、営業活動は減っていきます。
減らないということは、何か戦略がズレているのです。
「ほんとにそんなことできるの?」と、不安に思われる方もいると思います。
私自身も銀行員を経験し、個人・法人営業をしました。
中でも電話アポ、クレジットカード、保険の営業、融資の交渉、飛び込み回りなど
「営業」と呼ばれる仕事のなかでも代表的な仕事をしていました。
なので、営業がゼロになるのは理想世界ではないかと半信半疑でした。
しかし現在はそれを信じています。
営業せずに商品が売れるパターン
1.欲しいと思っている人に届ける
この欲しい人を見つけることは、市場調査ですね。
特にWEB上で欲しいと思っている人を見つけることが、WEBマーケティングの基礎中の基礎です。
最初から欲しいという人を見つける簡単なプロセスです。
つまり
Google、Yahoo!で検索している人=課題がある人
この人たちに課題の解決を届けるサービスや商品を提案してみましょう。
2.興味はあるけどまだ欲しいと思ってない人に教育を施すと、売り込みしなくても売れる。
興味はあるけど欲しいと思ってない人がとても多い。
心当たりありますよね?なぜ買わないのか考えたことはありますか?
お金?タイミング?買いに行く時間が無い??
答えは「人間は必要性と緊急性が揃わないと購入ということはしない」からです。
必要な理由があるから欲しい。
けれど、何でもかんでも買ってはいけないと、人はブレーキをかけています。
このブレーキを取り払うことができたら、人は買います。
【歯医者の例】
朝イチ歯が痛い!と
どうにかしたい、緊急性が高いから躊躇せず即予約する。
必要性と緊急性が揃えば人は動いてしまうのです。
【営業マンの例】
たまに説明は上手いけど、いまいち商品が売れない。
その人は必要性と緊急性の両方を揃えられていない。
なぜ緊急性が高くないと行動できないのか
結論から言うと、人間にはホメオスタシスという性質があります。
ホメオスタシスとは恒常性=現状維持
この現状維持しようとする性質によって、行動するときためらいます。
行動=変化
行動(変化)した方が良くなる確率が高くても、ホメオスタシス(現状維持)のせいで行動をためらってしまうのです。
【ダイエットの例】
食後のアイスはやめたほうが良い!
止めどもなく食べる事は、やめたほうが良い!
これ、やった方がいいってわかっているのに、なかなかできないですよね。
現在の自分を維持しようとするからです。
世の中の90%の人がホメオスタシスによって、人生が上手くいかなくなっています。
買わなきゃ!という状態を作らなくてはいけません。
「もともと興味がある方=潜在的に必要性がある人」に、緊急性を揃えてあげることです。
買ってください、買ってほしいです、などの「お願い営業」をする必要なくなります。
WEBを通じて、必要性と緊急性を届けることがまずマーケティングの基礎中の基礎の考え方となります。
最後に…
①過去に買ったものの分析をしてみましょう。
②そしてもう一つ、ホメオスタシスのせいで行動できなくて失敗したことを思い出しましょう。
この2点を自分なりに分析してみてください。
頑張れないことがあった時、ほぼホメオスタシスの影響です。
人間はできない自分を、自己嫌悪で攻め続けると、それに耐えられなくて自己正当化を始めてしまいます。
つまり、頑張れない自分を肯定してしまい、結果として何をやっても頑張らない自分になってしまう。
そんな自分にはなりたくありませんよね。
ホメオスタシスを理解することは本当に重要な要素の為、次回ホメオスタシスについての記事も単体で書く予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪