こんにちは、みんみんです。
今回は企業のSNS担当者向けに、
インスタをやる前に絶対知っておくべき5つの成功ポイントをお伝えします。
私は3年前、
「若いからSNSで何かやってほしい」という理由で、
突然会社のSNS担当を任されました。
2年経った頃から、
やっと投稿からお客さんが来店してくれるようになりましたが、
かなり無駄な事もやったり失敗もしました。
そこで、
最初に知らないと失敗する、企業アカウント5つのポイント
をお伝えします。
私の勤めていた会社は中小零細企業で、
B to Bで食品を販売しながら、
新しくB to Cも始めるタイミングでした。
これからもB to Cの会社や店舗ビジネス、
まだまだSNSを活用する事が増えていきますので
アカウントを立ち上げる前に、
最後まで読んでいただきたいと思います。
- SNSは趣味でしかやったこと無いのに、任された
- B to CのビジネスでSNSで集客を考えている
ポイント1|99%の経営者が間違えている!企業の取り組みを紹介するのは絶対NG
結論から言うと、一番やってはいけないパターンは
企業の取り組みや商品紹介、サービスの内容を広報っぽく作る事
まず、インスタも含め、YouTubeやTikTokなどのSNSは広告で収益を上げているため
「視聴者には、できる限り長く自分たちのSNSにいて欲しい」と思って作られています。
例えばマッサージ店の方がインスタを始めたとして、
見てもらえない投稿の一例です。
- 施術メニューの紹介
- 施設案内
- リール動画で手技を撮影して公開
これを知りたいのは、既にお店に行くと決めた後の話です。
AIはこのような投稿は視聴者の好みでは無いと判断し
投稿が拡散されることはありません。
つまり、担当者が一生懸命会社の取り組みを伝えても、
SNS上での需要は無いです。
ポイント2|もうネタに迷わない!簡単にリサーチする方法
では、一体どのような投稿が良いのでしょうか?
ネタ探しの方法はズバリ「YouTube」で検索する事
YouTubeには「再生数」というわかりやすい指標があります。
例えば、発信したい内容がダイエット系だったとします。
だいたい客層は50代女性としたとき、
YouTubeでダイエット動画を探すと、
自分でできるセルフマッサージや
ストレッチの動画の再生数が高く、人気な事が分かります。
これは「なるべく筋トレせずに、自分でできるものがないか、楽しく体を動かせる動画は無いか」見ているからです。
筋トレや50代向けの激しい運動は見てもらえない傾向だと分かったので、
自分たちの発信も「激しくなくて楽しく、自分で簡単にできるわかりやすいもの」へ、
再構築しなければなりません。
ポイント3|素人感から抜け出す方法は、アカウント設計がカギ
YouTubeで伸びている動画から、
50代女性の求めている事がわかったら
次は1番大事な「コンセプト設計」をします。
コンセプト設計とは
「誰に、どんな未来を届けるか」を考え、キャッチコピーを作る事
例えば、
『時短で楽しく、10歳若返りセルフリンパケア』
など、一言でわかるようなキャッチコピーです。
どのような未来になるか「具体性」が高いものが理想です。
『50代女性の心も体も元気にする』
などは、抽象度が高いのでNGです。
ポイント4|これをやったら1発アウト!自分からフォローするのはNG
インスタを運用する上でよくある間違いなのですが、
自分からフォローしまくって、フォロー返しを期待する事は絶対にやめて
インスタのAIは拡散する時、良い投稿を拡散しようとします。
その判断基準は
- コメント率
- いいね率
などフォロワーからの反応が多く
密なコミュニケーションができているアカウントです。
フォロー返しで増えたフォロワーは、
投稿を読みたいと思ったファンではなく
「フォローしてくれたから返そうか」という親切な人です。
自分たちの発信を見たいと思ってフォローしてくれた人ではないです。
「じゃあ、どうしたらいいの?」と思われた方もいると思います。
それは、
『いいね周り』をやる事
これだけです。
自分が投稿している内容と近い投稿がインスタには溢れています。
それを探し、投稿にいいねしているアカウントのプロフィールに飛んで
3投稿、いいねをします。
または、自分と似た投稿主のフォロワーのプロフィールに飛んで、そこから3投稿、いいねしたりします。
もともと、似たような投稿を見ている人なので
自分たちの発信にも興味を持ってもらえるとフォローしてくれます。
いいね周りのポイントは、
- 3投稿いいねをする
- 1度いいねするごとに3秒くらい開けていいねする
感覚を開けるのは、きちんと投稿を見たうえでいいねしてる事を示すためです。
これらを守っていいね周りしてください。
ポイント5|意外と知らない!他の社員にもSNSアカウントを認知させておくべき理由
最後5つ目ですが、これは意外と知られていないです。
あえて言う話でもないかもしれませんが
他の社員にもSNSを見てもらう事
企業の公式として発信するのですから、当たり前なのですが
大きな理由は二つあります。
見ている方向性のすり合わせができる
実際に私も、アカウントを運用して
コンセプトとズレた商品を経営者から言われた事があります。
その際に
「フォロワーの求めているものはこれです」や、
「少し今までと方向性がズレるから、近くしていきたい」と発言できました。
他にも商品のアイデアを作るときの全員の指標になっていったり、
バズると社内で喜びあって結束力が増したり
良いことずくめなのです。
炎上するリスクを下げられる
企業がSNSで炎上しているのを見ると、
「他の社員はチェックしなかったの?」という意見が必ず出ます。
チェックしてても言われるので、
日頃見るようにしていたと言ってもらえるような体制は、
SNSの担当者自信を守るので、必ず作っておいてください。
SNSに興味ない社内の人にまで行き届くことで、
まずい発言や「内輪ノリ」も避けられるようになります。
最後に
突然SNSの担当にされることは、かなりあるあるな話です。
通常の業務もあるのに新しいことをやるのって難しいですよね。
皆様のお役に立てれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!